銀座には長蛇の列ができるほどの有名なパン屋さんがあります。
パン好きの人にとっては、評判のパン屋さんの味は一度は経験してみたくなるところですが、銀座一丁目にある「セントル・ザ・ベーカリー」は平日の昼間から列ができるほど有名なパンのお店です。
セントル・ザ・ベーカリーは人気ブーランジェリーである「VIRON」でパン作りをしていた人があ始めたお店として注目のところであり、その評判にたがえることなく開店以来安定的な人気を続けています。
セントル・ザ・ベーカリーで最も人気のあるパンは山形食パンです。
シンプルなパンだけに一瞬驚いてしまうところですが、実際にそれを食べてみると疑問は一気に払拭されます。
販売されている食パンは山形食パンと四角食パンの2つなのですが、やはりふんわりふっくらと焼き上げるられる山形食パンは人気が高く、場合によっては買いたくても売り切れになってしまうこともよくあるようようです。
ちなみに食パンの種類は正確には3種類あり、北海道産小麦を使った角食パンとカナダ小麦を使ったプルマン食パン、それに山形をしたイギリスパンの三種類になります。
購入はテイクアウトだけでなく、中で直接食べることのできるイートインスペースもあり、同じフロアで販売されている北海道美瑛産のジャムや同じく北海道産のバター、牛乳などと一緒に食べることができるようになっています。
面白いのが店内には数多くのトースターが置かれており、その中から自分の好きなものを選んで食パンを焼けるようにしているという点です。
トーストを食べられるパン屋は多いですが、好きなトースターを選んで使えるというのはあまり見かけませんよね。
それだけ素材に自信があって、焼き方によって味わいが異なってくるということを楽しめるということなのでしょう。
ちなみにイートインする場合にはトーストだけでなく、フレンチトーストやチーズトースト、サンドイッチやフルーツサンドとしても注文をすることができるようになっています。
セントル・ザ・ベーカリーを訪れる人の多くが、丸の内にある「VIRON」でもパンを購入した経験があります。
VIRONの味をどう引き継いでいるか、またどんなところに違いがあるかということを食べ比べるというのもセントル・ザ・ベーカリーでパンを食べるときの一つの楽しみになります。
どっちがおいしいということよりも、どんなふうに素材を活かしているかというふうな比べ方ができるとまたパンを食べる楽しさが広がっていきますね。