銀座ラ・トゥールといえば、ミシュラン1つ星を受ける有名店として有名です。
日本国内にあるフランス料理店の中でもトップランクに位置するお店であり、多くの人が特別な日に特別な人を招待するために利用しています。
銀座ラ・トゥールのシェフである清水忠明氏は25歳のときに本場フランスの「ラ・トゥール・ダルジャン」に入店し、26歳でソース担当として抜擢されたという日本でも有名なフレンチシェフです。
日本に帰国後は東京神楽坂・千駄ヶ谷に店舗を開き、ついに銀座に「銀座ラ・トゥール」という名物店を開くにいたりました。
清水忠明氏のこだわりは、調理は素材や技術だけでなくその場の空気や湿度、音楽などお客さんが触れる全てが料理の要素であるという考え方にあり、その考えがそのまま銀座ラ・トゥールの店作りには現れています。
銀座ラ・トゥールでは、さすが本場での経験の持ち主と思えるほど、ソースが特徴の料理が多く出されています。
素材の味を生かしつつ、深みのある味わいをするソースは他のお店ではなかなか味わうことができないレベルの高さとなっています。
最近増えてきているカジュアルテイストなフレンチレストランとは違った本格的なクラシックなフレンチをメニューとしているため、重厚な大人の雰囲気のある料理を楽しむことができます。
「ラ・トゥール」とはフランス語で「塔」という意味であり、高みを目指した料理をつくるということが大きなコンセプトとなっているようです。
お店では、アンティーク調でまとめたテーブルや椅子、白いテーブルクロスといったちょっと「今時」ではない落ち着きのある雰囲気とされています。
メニューはランチメニューとディナーメニューの二種類があり、それぞれコースの中から好きなものを選んで自分で組み立てるという方法になっています。
選び方がわかりづらいという人は、その日のおまかせコースにすることもでき、旬の食材をつかったその日一番のメニューを頼むことができます。
ランチメニューは通常4,500円~と高めですが、値段以上の高い満足感を得ることができます。
ランチメニューの隠れた目玉はおかわりパンとして選ぶことができるパン類です。
中でもミルクパンはシンプルながらデザートであるかのような美味しさがあると、女性を中心に大人気となっている品目です。
本格フレンチを一度は食べてみたいと思う人にとって、一流の味を堪能することができる銀座ラ・トゥールはおすすめの場所です。