銀座のランチメニューといえば、そうカレーです。
カレーの名店は都内に星の数ほどありますが、銀座におけるカレーというのはまた特別な意味のあるエリアであり、老舗から新しくできた若者向けのお店まで、歴史あるカレーの街としての深みを感じさせてくれています。
かつて「王様のブランチ」内で銀座のカレーが特集されたこともありましたが、番組だけでは紹介しきれないくらいたくさん銀座エリアにはたくさんのカレー店が存在しています。
銀座エリアのカレー店の特徴は、「特徴が絞れないほど幅広いジャンルでメニューがある」ということです。
本場そのままのインドカレーを出すお店がある一方で、日本食とうまく融合をした根菜類中心の野菜たっぷりヘルシーカレーを出すお店があるなどさまざまです。
価格もまるで高級料理のような高価なものからワンコインでOKという定食風のものもありで、大げさではなく銀座に行けばあらゆるカレーを味わうことができると言い切ることができるほどになっています。
カレーと言って思い出すのは、2012年の自民党総裁選のときに現総理の安倍晋三がホテルニューオータニで注文をした3500円のカツカレーですね。
銀座からは若干距離がありますが、カレーにちなんでいけばそこもまたカレーにまつわる逸話を残した地域というふうに言えるかもしれません。
さて銀座で食べることができるカレーですが、個人的におすすめのお店がいくつかあります。
まずトップにランクインするのが「HARE GINZA(ハレギンザ)」という雑居ビルの中にある創作料理のお店です。
こちらはもともとは小さなBARを出発点として始めたお店ではあるのですが、ランチタイムに限定15食で販売したカレーランチが大人気となったことで、一躍「銀座で食べられるカレーのおいしいお店」として人気になりました。
現在も夜の部にはBARとして営業はしていますが、昼間にもかなりたくさんのお客さんがその味を求めて訪れています。
女性におすすめなのが「銀座カフェBistro」の薬膳カレーセットです。
薬膳というとちょっと大げさですが、メニューでは野菜がお皿に収まらないほどたっぷりと盛り付けられた色鮮やかなカレーが出されています。
カレーは高カロリー食として敬遠する女性も多いようですが、このカレーは健康志向にぴったりするものになっているので、少し体が疲れたときなどにはとてもおすすめです。