銀座の歩き方【若者編】

お楽しみスポットいっぱいの銀座についての紹介です。

かつての若者「みゆき族」と現在

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「みゆき族」という言葉を知っている人は、もうかなり年配になっていることでしょう。
かつて高級ブランドの立ち並ぶ大人の街、銀座において1960年代に突発的に流行ったブームがあったのですが、そのときに現れた若者を呼ぶときにこの「みゆき族」という言葉が使われました。
銀座には今もみゆき通りという道路がありますが、そのみゆき通りや並木通りの周辺には、60年代に多くの若者が訪れてたむろをしていたのです。
60年代と言えば、アメリカからファッションブームが到来した時期でもありますが、男性はアイビー・ルック、女性はロングスカートにリボンベルト、さらにはハンカチーフを頭にかぶるというスタイルを多くとっていたのです。
また男女とも大きな紙袋を持つことが流行しており、なんとも今見ると不思議な格好をしていたようです。(流行というのはいつの時代もそうだと言えますが)。

みゆき族が銀座に多く集まるようになったことが、実はそのあとの銀座の高級なイメージを作り上げるきっかけになったのでした。
要するに、その時代に一番カッコイイとされている服装をきめて、一番新しいスタイルを購入に行くというのがその頃からの銀座のイメージになったというわけです。
現在も銀座には日本でも数店しかないような海外の高級ブランドショップが立ち並んでいたり、日本国内でもトップレベルとされる百貨店が営業をしています。
今も若者に人気のデパートである三越やプランタン銀座では、若者向けのファッションが取り揃えられていますが、これらはいずれも60年代の当時から常に若者の最先端のファッションを提供する場所としての矜持をもって行われてきたことなのです。

ですが同じファッションといっても最近では超高級ブランドというよりも、若者でも手軽に購入できるセレクトショップなども集まるようになってきており、カジュアルファッションの発信地としての役割をするようにもなってきました。これを「銀座の原宿化」として嘆く声もあるようです。
最近では銀座4丁目の松坂屋本館内に、ロサンゼルスからの人気ファッションショップのFOREVER21がオープンしたことがにわかに注目を集めています。
FOREVER21は銀座以前に原宿で1号店がオープンしていましたが、そこでは外国人など多くの人が集まっていることから、銀座においても今後大きな目玉となるファッションショップになるのではないかと期待されています。